他には、対立する二つの正義の間で苦悩するジレンマものだ。

2a. 2bと対立する者
2b. 2aと対立する者
2c. 2aと2bの両者と友好関係にあり、間で苦悩する者

PCは(2a)でも(2b)でも(2c)でもいいんだが、
(2c)の場合だと、(2a)にも(2b)にも共感するような立場になる。
この場合は、対立する両者を仲裁したり、一方の嘘を見抜いて勧善懲悪に移行したりする。
「半端に同情しつつも敵を倒してしまう」悲劇的なパターンもあるが、
多用すると後味が宜しくない。
要するに事件の解決を放り出して暴力でカタをつけた形になるので、
多用されるとヘコむ。場合によっては、勧善懲悪とは違った形の解決が求められるだろう。

(2c)をNPCに振った場合は、Askシナの「カナナン村の村長」みたいな感じになるだろう。