>>131
http://www.google.com/search?q=graphicer
http://www.google.com/search?q=graphicist
http://www.google.com/search?q=graphician
いずれの単語も普通の辞書には載っていない。
大方の予想通り、「graphicer」は大半が日本のページ。
「graphicist」と「graphician」は英語圏で多少使われているが、
少々気取ったニュアンスを持つようなので注意が必要。

アメリカのゲーム業界では、単に「artist」とすることが多い。
Game Programming Gems の原書でも「artist」が多用されている。
「designer」は、単独では意味が広すぎて曖昧になりやすい。
いずれも、頭に「graphic」を付ければ、より正確な意味になる。

一方、日本だと、「アーティスト」や「デザイナー」という言葉は、
単独ではそれぞれ特定の狭い意味を指すことが多いので使いにくい。
(前者は歌手や演奏家、後者は服飾デザイナーなど。)
だからと言って、頭に「グラフィック」を付けると音節数が長すぎる。
このことから、半ば必然的に「グラフィッカー」という
和製英語(業界用語)が誕生してしまったと思われ。