>>970
> DLLにしとけば、内部変更できるわけだし
そうでもない。

一番ありがちなのは、C++ でクラスをエクスポートするときに、DLL のバージョンによって
インスタンスのサイズが異なる点。C++ だとプライベート変数を一つ増やしただけでインス
タンスのサイズが変わってしまうので、外部公開インターフェースが同じでも問題になりう
る。(この悪夢は DLL Hell として知られている)

もちろん素の C++ でもブリッジパターンを使って内部実装を隠蔽してしまえば、こういった
問題は避けられるんだが、そのあたりを強制して、名前の修飾規約や例外処理のバイナリ
標準を決めたものが COM。

(それ以外にもモニカやら何やら重要な概念はいくつかあるんだが、DirectX に限って
言えば、あまり関係ないから忘れて良い)