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ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレ

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0001名無しくん、、、好きです。。。2005/04/18(月) 18:25:36ID:2XdhwXaF
自分でやるのが面倒、やる時間がない、どうしても手に入らない
だけどストーリーが知りたい、というギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレです。

発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A に要注意。

ストーリーを書く際の注意、関連スレ、既出リストなどは>>2-10あたりに
0080高句麗 ◆OIZKOUKURI 2005/05/11(水) 01:52:04ID:BmQ/vehs
もとはひとつの国の軍隊だった

私は仕事のためにある場所へ向かった
わが国が誇る勇敢な兵士たちの軍事キャンプだった
軍事演習の写真を撮りに着ただけの私は
少ない経費の中からやりくりしてこの田舎で食事にありつかなければならなかった
食事が取れないことが多かった私はいつも空腹だった
そのとき一人の兵士が声をかけてきた
「元気を出せよ」そういった彼の手には食事が乗ったトレーがあった
それから兵士たちとはよく話をし友人も何人かできた
彼らはそれぞれ違う出身地で多少文化の違いはあれどみな胸に秘める思いは同じだった
国の未来のためにそして友を守るために
私がここを去るときささやかながら友人たちが宴会を起こしてくれた
列車から見た彼らの手を振る姿が小さくなっていく風景は一生忘れることがないだろう

あれから年月が経ち私も写真家としてベテランになった
そんなある日のことだった
もともと違う文化を持っていた国の南部と北部は決別し戦争にまで発展した
スクープだと思い出世の夢を胸に私はすぐに出かけた
しかしそこで繰り広げられたのは想像を絶する世界だった
壊された家屋積み上げられた死体の山それにまだ息のある兵士の助けを呼ぶ声がやまない
なぜこんなことになってしまったのだろうか
私が写真家として最後にとったのは
穴だらけの大地に転がる友人だった兵士たちのなきがらであった
これを機に戦争の悲惨さを伝える語り部として余生を過ごそうと決意した
少しでも戦争の悲惨さを知ってもらうためにこのゲームを残しておこう

セレクト画面の写真家より



わくわく南北戦争
0081熱血べーすぼーる物語 ◆OIZKOUKURI 2005/05/11(水) 01:54:38ID:BmQ/vehs
夏の真っ盛り、ここ熱血スタジアムでは熱血高校対花園高校の野球の試合が繰り広げられていた
9回裏最終回、熱血高校の攻撃、マウンドに上るのは背番号1番鷲尾修二
花園高校は主将りきの会心の3ランホームランによって3−2とリードしていた

ここを守りきれば勝てる!だが鷲尾を始めナインたちは憔悴しきった顔をしていた
この野球大会は本来の野球のルールと違い、
必殺技はいつでも使用可能で相手を攻撃することで体力を消耗させることができるのだ
鷲尾も先ほど姿の爆弾パンチをわき腹に食らって意識が朦朧としていた
灼熱の太陽と熱血セブンの執拗な攻撃は鷲尾の体からコントロールと体力を確実に奪っていた
失投につぐ失投で熱血の9番姿を歩かせ、1番立花に二塁打を打たせてしまった
もうだめだと思った、マウンドを降りるしかないと思った、これ以上みんなに迷惑はかけられない
その時りきがタイムを賭けナインを集め円陣を組んだ
「鷲尾、お前の夢って野はそんな程度だったのか?お前らも根性はその程度なのか?負けても俺一人で戦う!お前らはもう帰れ!」
「いやりきさん!俺に!俺に投げさせてください!」「俺たちもがんばります!」
「よしお前ら!せめて男としてだけは落伍者にならない試合にしようぜ!花園の根性を見せてやるんだ!」
花園ナインは力の友情を確かめた、力の友情が全員に伝わった
それからのナインは鷲尾の好投、早乙女の冷静なリード、ナインの根性の守備で、2番一条と3番七瀬を討ち取った
そして迎える最後の打者は、熱血の主砲4番くにお、今まですべての打席でヒットを打ち本塁打まで出した強打者だ
それでもお互い健闘しフルカウントまでこぎつけた、次の一球が勝負を分ける
早乙女の出したサインはストレートだった、鷲尾のコントロールを信じていたのだった

ここにくるまでいろいろなことがあった
怪我が元で野球をあきらめたこと
やさぐれて喧嘩ばかりしていた毎日
りきと出あって変わった自分
この日のために、自分の夢だった甲子園のために、力を貸してくれたみんな
今までの鷲尾なら萎縮し、代わりにりきに投げてもらっていたかもしれない
だが鷲尾は変わった、強くなった
0082熱血べーすぼーる物語 ◆OIZKOUKURI 2005/05/11(水) 01:55:12ID:BmQ/vehs
鷲尾は全力で振りかぶって投げた
ナインのためではない、りきのためでもない、ましてや時分のためでもない
ただ純粋なそして無心をこめた投球はまっすぐ早乙女の構えるミットをめがけて急速に伸びていった
対するくにおもまた自分の総てをこの一振りにかけた


ズバーーーーンッ!!


一時の静寂・・・一呼吸をおいてアンパイアは叫んだ
「ストラァーイクッ!バッターアウッ!!ゲェームセッ!!!」
それと同時に試合終了のサイレンが鳴り響いた

「俺たちが、俺たちかったんだ・・・俺たちがあの熱血を、くにおを倒したんだ・・・」
宿敵熱血を相手に念願の勝利を収めた花園ナインたちは狂喜乱舞した
「胴上げだ!りきさん万歳!鷲尾万歳!花園万歳!」
主将のりき、勝利投手の鷲尾を中心に優勝でもしたかのような騒ぎようだった
この勝利にはそれだけの価値があった
不良高校の荒くれ者と呼ばれた男たちが、喧嘩しかできないといわれてきた男たちが
様々なスポーツで全国優勝してきたライバルにして名門熱血高校に初勝利を納めたのだ
いやそれよりも鷲尾の夢の達成に近づいていること、後一勝でそれがかなうこと
それが一番価値があることだとナインの誰もがわかっていた

だがそのとき誰もが耳を疑うようなことを審判が宣言した
「熱血高校決勝進出!」
「何を言っているんだ!勝ったのは俺たちだろ!」
りきが審判の胸倉をつかんで食いかかる
審判はルールブックを取り出した
「5回裏以降ランナーが出ている状態で、2アウトのときに三振した場合、例外としてソノチームをコールド勝ちとする」
そうこの野球は本来の野球とは少し違った野球・・・・・・・・・

ッ手言うかひどいバグだったあれは、直せ世テクノス
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