ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレ
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0001名無しくん、、、好きです。。。
2005/04/18(月) 18:25:36ID:2XdhwXaFだけどストーリーが知りたい、というギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレです。
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A に要注意。
ストーリーを書く際の注意、関連スレ、既出リストなどは>>2-10あたりに
0034MemoriesOff〜それから〜いのり編
2005/04/30(土) 20:47:57ID:oXYHrYy0やっぱり糞長くなってしまいました。即死回避と思って
いらない人はスルーしてください
一蹴はいのりと高校で出会ったと思っていたが
実は幼少時代、一蹴が孤児院にいた頃にすでに会っていた。
しかし、その時事故に会ってしまいいのりと
もう一人の少女のことを忘れてしまっていた。
いのりとその少女(一蹴はつばさちゃんと呼んでいた)は
なにかの難病で同じ部屋に入院していた。
その病室に近くにあった孤児院から一蹴が遊びに来ていた。
一蹴は専らつばさちゃんとばかり遊んでいのりの事はほとんど知らなかった様子
ある日、雨が降って遊べなかった時、一蹴はつばさちゃんにソウチンニャン人形
(中国にあるてるてる坊主のオリジナルのようなもので、
願い事を叶えてくれる。いのりが大好き)を作ってあげた。
それからしばらくして、一蹴は自分のお気に入りの教会に
つばさちゃんを連れて行くため病院を抜け出そうとする。
案の定、大人に見つかって逃げ出す二人。
道路に飛び出した一蹴に車がつっこんでくる。
一蹴の意識はそこで飛ぶ。次に目覚めた時、一蹴は心を閉ざしていた。
自分のせいでつばさちゃんは死んでしまった。
一蹴は病院から連れ出すことでつばさちゃんが助かると信じていた。
自分の殻に閉じこもった一蹴を救い出したのはいのりだった。
いのりは自分を「つばさちゃん」だと偽り、あなたのおかげで助かったと言った。
それにより一蹴は外の世界に目を向けるようになり、快方に向かう。
それから時が流れ、やがて一蹴はその出来事を忘れてしまう。
ただ交通事故に会ったこと、そしてその時誰かに助けてもらったことだけを覚えていた。
0035MemoriesOff〜それから〜いのり編
2005/04/30(土) 21:37:34ID:oXYHrYy0しかし、飛田扉という男が現れた時にその幸せは終わりを告げようとしていた。
扉は一蹴と同じ孤児院に住み、そして彼もまた、つばさちゃんに想いを寄せていたのだ。
扉はつばさちゃんを忘れている一蹴とつばさちゃんを騙ったいのりに対して憎悪を抱いていた。
真実を暴露すると脅されたいのりは一蹴と別れ、ピアノをやめようとした。
だが、一蹴やピアノの先輩の説得もありコンクールだけは参加し、一蹴とも友達の関係を続けることとなった。
だが一蹴は、様々な出来事からいのりはまだ自分の事を好きでいるのではないか、
「最初から好きじゃなかった」というのは嘘ではないか、と考えるようになった
さらに、あるきっかけで記憶がよみがえりいのりが自分を救い出してくれた「つばさちゃん」だと思い出した。
感激に打ち震えた一蹴はいのりの家に行き、彼女を「つばさちゃん」と呼び何故今まで隠していたのかを聞いた。
いのりは困惑しながらお茶を濁す。
感情が高ぶった一蹴はそんないのりの様子にも気付かず彼女を抱き締めヨリをもどそうといった。
いのりはやはり困惑していたが、それを承諾した。
0036MemoriesOff〜それから〜いのり編
2005/04/30(土) 21:39:37ID:oXYHrYy0恋人に戻った二人はまだ少しぎこちなさが残るものの久しぶりにはしゃいでいた。
一蹴は何故こんなところにいのりが来たかったのかを尋ねた。
いのりは「雨があがったから」といい、いのりの部屋にあった
一番古くて拙い作りのソオチンニャン人形を川に向かって放り投げた。
一蹴はその行動を不審に思い、後から川に人形を探しに行ったりもした。
そのまた翌日、いのりにプレゼントを買った一蹴がいのりの家に向かう途中、
いのりが乗った車とすれ違った。
胸騒ぎを覚えた一蹴は車を追いかけ、降りてきたいのりにどこに行くのかと
聞いたところ、彼女はアメリカと答えた。
話を聞くため、車から離れて事情を尋ねたところ
いのりは音楽を学ぶために留学するとのこと。
寝耳に水のことで混乱した一蹴が、
いのりに詰め寄ろうとしたその時、扉が現れた。
必死に何かを隠そうとするいのり。しかしその努力も虚しく、
扉の口からある名前が告げられる。
「リナ」
それこそがつばさちゃんの本名だった。
扉がまた口を開いた。「リナは死んだ。お前のせいで」
それを聞いた一蹴は次々と蘇る記憶で茫然自失に陥りながら、
いのりを見て、そして聞いた。「キミは、誰?」
今までずっと騙してきたのかといのりをなじる一蹴。
激しいショックにうたれたいのりは泣きながら一蹴に謝るが
一蹴は何も言わない。そのまま立ち去るいのりとそれに対して無言の一蹴。
扉は一蹴にリナの墓所を教え、孤独に苦しみ続けろという呪いの言葉を残して行ってしまった。
辺りには雨雲が立ち込めていた。
0037MemoriesOff〜それから〜いのり編
2005/04/30(土) 21:44:41ID:oXYHrYy0そこに現れたのはリナの母親らしき人。彼女の口からいのりが
リナと同じ病室にいたことが語られ、そこで一蹴は初めていのりの想いに気付く。
いのりがつばさちゃんを騙ったのは他でもない自分のためであった、と。
自分を救うために嘘をついたいのりに対してひどい言葉を言ったという後悔の念から、一蹴はさらに号泣。
そしてリナに対する罪を一生背負っていく覚悟ができた一蹴は、
それと同時にいのりを求める気持ちが再び湧き上がってきた。
二人の絆である教会を修復することでいのりに対する償いを行う一蹴。
そこに扉が現れるが、一蹴の飾るところのない、素直な気持ちを聞いて納得した様子をみせる。
数日後、一周は教会の修復を終え、いのりが戻ってくることの願掛けにと
彼女が川に放り投げたソオチンニャン人形を窓枠にかけておいた。
外にはまだ雨が降っていた。
0038MemoriesOff〜それから〜いのり編
2005/04/30(土) 21:47:54ID:oXYHrYy0一蹴が急いで駆け込むと、そこには窓につるされた人形をじっと見つめるいのりの姿があった。
自分の想いを告白する一蹴。それを聞き感激の涙を流しながらいのりは一蹴の胸に飛び込む。
二人はそこでキスを交わし、リナに、罪を背負って共に生きていくことを誓った。
<エピローグ>
人形の中にリナから手紙があり、その内容は二人の罪を赦すに足るものだった。
「それでも君を思い出すから」
一蹴といのりはリナのことを二人を結びつけてくれた天使のような女の子のことを心に刻み付ける。
雨が上がった窓の外には虹がかかっていた。
0039MemoriesOff〜それから〜いのり編
2005/04/30(土) 21:50:22ID:oXYHrYy0なんか適当に解釈したり曖昧なところもありますが勘弁してください
いのりの家にあったボロイ人形は昔一蹴が作ってリナにあげたもので、
いのりが一蹴の病室を訪れたのはリナから託されたこれを渡すためでした。
余談として、一蹴を轢いた車の運転手はのんちゃんのお父さんで
その時に同乗していたのんちゃんは心と体に傷を負いあんな風になってしまった、ということと
一蹴とリナが病院から抜け出して即効で見つかったのは孤児院で元気一杯で楽しそうだった
一蹴に嫉妬したりかりんが告げ口したから、ということがあります。(りかりんは別に孤児院にいたというわけではありません。)
本スレに行けば「りかりんの罪」というテンプレがあるかもしれないので参照してください。
読むのも面倒という人にあらすじのみを纏めたのを最後に投下します。
0040MemoriesOff〜それから〜いのり編 要約
2005/04/30(土) 21:52:22ID:oXYHrYy0それをネタに飛田扉に脅され、別れることとなる。
結局暴露されてしまうが一蹴はやっぱりいのりが好きで
リナのことは一生覚えておくが、いのりも一緒がいいと言う。
いのりも昔から好きだった一蹴にそんなこと言われたら断れるわけもなく、ヨリが戻る
ご都合主義の産物である、リナの手紙により二人を縛るものはなくなりラブラブ一直線
「それ」でも君(リナ)を思い出す「から」ってのが主題
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