「んんっ、はあ・・・」
河合さんの舌が離れた。
そ、測定が終わってしまったのか?
まだDNAを採取してないじゃないか!
もはや俺は永遠に続く測定を期待するまでになっていた。

「んー、15,2cmかぁ。日本人の平均硬直時よりはいいデータだねぇ」
あくまで彼女は冷静のようだ。
「じゃあ、がんばってDNA採取するよぉ」
河合さんが再び俺の愚息に手を触れる。
小さいが、その手の握りはさっきよりも強くなっている。

「んん・・・。あんっ、んあ・・・」
完全に彼女の口に、俺の愚息は含まれた。
「んんっ、はあっ、んんう・・・」
まるで河合さんの舌が生き物のように、まとわりついてくる。
科学室という、およそエロチックなイメージとはかけ離れた
シチュエーションで、俺は下半身を露出している。
しかも、測定という大義名分ながら、客観的にはフェラチオを
しているのは、さらにエロチックなイメージとはかけ離れた河合さん
なのだ。

河合さんの口の中では、唾液まみれの俺の愚息を舌が這い回り、
さらに根元で彼女の右手が上下し始める。
「んっ、んんっ、んあっ、あんっ・・・」
「か、河合さん・・・」
どうやら、俺のDNAを採取される瞬間も間近なようだった。
彼女の舌使いも一層激しくなる。

「ううっ」
「んんんっ」
身体全体が痺れるような物凄い快感。
データ収集には十分過ぎるほどのDNAを河合さんの口にありったけ
放出したとき、俺は放心状態だった・・・。


「ぶぅー、もうちょっと排出量を調整してよぉ。」
「ご、ごめん・・・」
彼女の口内ではおさまらず、顔やメガネにも俺のDNAは放出された
ようだった。
「てへへ、でもありがとぉ。いいデータが取れたみたい。
じゃ、またよろしくねぇ」
そういって、河合さんは行ってしまった・・・。
こんな測定ならばいつでも協力するが、やっぱり、彼女が何を考えてるかは
分からない・・・・。
END