>>171
膳所〜浜大津間は既に明治13年に官鉄によって線路が敷かれていました。
東海道線全通前、浜大津〜長浜間の湖上連絡船にアクセスするためでした。
大正2年からはこの線路敷を借り受けて大津電車軌道が走るようになり
(電車線は標軌複線で、湖側1線が狭軌との3線軌道)、
昭和22年〜40年の間、この線路を使って江若が膳所駅まで
旅客列車を乗り入れていました。
勿論貨車は、それ以前から江若廃止までこの線路を使って直通しました。
以上は、大津歴史博物館編「ありし日の江若鉄道」の受け売りです。