無能な働き者が最も害悪な5つの理由

ある有名なドイツの軍人曰く、有能な怠け者は司令、有能な働き者は参謀、無能な怠け者は兵士にすべきだと言っています。
では無能な働き者はどうするのかと言えば、排除せよと彼は言います。それほどまでに無能な働き者は集団の害なのです。

ttp://pbs.twimg.com/media/B90Q1WCIEAIybtX.jpg

【適切な判断が出来ない上に勝手に行動する】

無能は無能故、自分で判断して正しい回答を選ぶ事ができません。
しかし働き者であると言う事はやる気だけはありますので、自分から仕事を探しては勝手にそれをやってしまいます。
自発的にやるのは素晴らしい、いい事じゃないか、と思いますが、ではそこでその処理の仕方が間違っていたらどうでしょう。
済んだと思った仕事は実はまったく済んでおらず二度手間。
一度掘った穴を埋めなおし、正しく掘り直すという無駄極まりない作業は同僚の気力を著しく奪って行く事でしょう。
今日も仕事したなぁなどと気分がいいのは本人ばかり、周りは良い迷惑です。

【他人に迷惑をかけた事に気付けない】

自分はきちんと仕事をしている、懸命に職務をこなしていると思っているその人は、自分が迷惑をかけている事など微塵も
気付きません。誰も迷惑をかける事が悪だと言っているわけではありませんが、迷惑をかけたならそれを自覚し謝罪し
同じことを繰り返さないよう努めるのが人というものです。
彼らにはそれができません、だって迷惑をかけているとは思っていないんですから。
寧ろこれだけ仕事をやっているんだから、皆も仕事が減って楽になって感謝しているに違いないと本気で思っています。

【常に他人より高い位置にいると思い込んでいる】

自分は誰よりも働いている、だから誰よりも偉いんだと彼らは思っています。
そこに成果という概念は無く、勤勉であるというだけで評価が決まると思い込んでいます。
そんなですから、その人は誰と付き合う時も尊大です。
何の成果も出していない癖に、誰よりも偉そうなその姿にストレスがどんどん蓄積してしまうことでしょう。
しかし彼らはそんな事には気付きません。
何てったって彼らは誰よりも働き者で、だからこそ誰よりも偉く誰からも好かれていると思い込んでいるのですから。

【責任感を負わず自分の非を認めない】

無能な働き者は近い将来組織に対して必ず不利益を齎します。
具体的な損害が出てしまえば、それを取り纏める人は指摘せざるを得ません。
ですがこの原因としてその人を追及しようものなら、物凄い勢いで反論して他に責任を負わせようとします。
何故なら自分の行動は絶対に間違っておらず、間違っているのは他の誰かなんだと心の底から思っています。
私は組織の為にやったんだ、一生懸命働いたんだ、だからそんな私が間違っている筈が無い。
実に可笑しな論法ですが、その人の中ではそれだけが絶対的な正義です。

【どこへ行っても同じ事を繰り返す】

こういう人はどこへ行っても同じ事をしでかします。
表面上は働き者ですから、働き出すまではとても好印象で疑う事無く採用してしまう場所も多くあります。
これが一番の被害かもしれません。次々に感染して迷惑を撒き散らす病原菌のような特性があります。
一度感染した組織は損害を撒き散らされ、成果を得る事無くその人物を排除していく事になるのです。
如何に早く彼の無能さに気付き、情に惑わされず如何に早く排除するかが被害を最小限にとどめる唯一の方法です。