電磁場を利用した飛行機はもうすでに実用化されているのである。民間機ではなく軍用機ではあるが。
 それは、1981年アメリカ空軍がノースラップ社とゼネラル・エレクトリック社に依頼して開発したB−2ステルス爆撃機なのである。
 ステルス機のメイン推進力は通常のジェットエンジンを利用しているが、これにはもう一つ驚くべき推進力が利用されているのである。
 それは「ビーフェルド・ブラウン効果」に基づいているのだ。
 ビーフェルド・ブラウン効果とは強い誘電体の両端に高圧をかけることで強い電磁場を発生させ、
電場勾配が推進力を発生させるというものだ。電場勾配とは電荷の相互間に働く力の場において
ベクトル量の大きな方から少ない方へ流れることを言う。まさに水が高い場所から低い場所へ流れるように、
電荷が高い場所から低い場所へ流れることにより推進力を得るのである。
 ステルス機の主翼の部分には推進方向にプラスのチャージを与え、尾翼にはマイナスのチャージを帯電させる。
そうすると、マイナスからプラスの方向へ強い推進力が働き、機体はスピードアップするのである。

 このようにステルス機の推進力の一部は、電場を利用し重力場を制御したものなのである。
まさにアメリカの科学技術の粋を集結させた最先端の爆撃機なのである。
が、それ故にこの技術はアメリカが極秘裏に入手したUFOからの技術ではないのかという疑惑が付いてまわっているのである。