今夏の移籍市場で去就に注目の集まるポグバ。マンチェスター・Uでそのポテンシャルを十分に発揮できていないとされるフランス代表MFは、来日した際に「新しいチャレンジを求めている」と今夏の退団を示唆し、レアル・マドリーなどが獲得を目指す状況が続く。

さまざまな憶測が流れる中、新シーズン開幕前最終戦となる3日のPK戦の末に勝利したインターナショナル・チャンピオンズ・
カップのミラン戦に同じく退団が予想されるロメル・ルカクとともにポグバは欠場。これを受け、レアル・マドリー行きが大きく前進したと考えられていた。

しかし試合後、スールシャール監督は、ポグバがミラン戦を欠場した理由が移籍のためかとの問いに「(ポグバの残留を)まったく疑ってなどいない」とフランス代表MFがマンチェスター・Uで新シーズンの開幕を迎えると強調し、欠場理由を明かした。

「彼がチームに帯同するとは元々想定していなかった。トレーニングの後、彼と話をして、調子が良くないと言っていた。
ケガではない。ただの痛みだ。リスクを冒したくはなかった。それでもチェルシー戦には間に合うだろう。そう願っている」