3勇者「お…おい、皆……ま…ちに…ついた…ぞ…」
賢者「フゥ…ハァ…ハァ……やっとね…」
武闘家「こ…これで……休め…る…な……うっくっ…っ!」
商人「あっ…あんまり……無茶…しないで……くだ…さい………よ…」

勇者達は、ゾーマの目の前まで行って、ゾーマとは戦わずにバラモスゾンビと
闘って引き返す、というレベルアップをしていた。
でも、流石にやりすぎて、もともとMPの少ない勇者のMPは3、
僧侶から転職して賢者になってMPが多くても、ザオリクの連発はキツかったようだ。
しかし、なんとか町にたどりついたのだった。

皆が、宿屋のベッドにねっころがる。
「痛恨…の……いち…げ……き…は、きつか…った…な……」
「も…もう、休……み…ましょ…?……回……復…しな…きゃ…」

こうして勇者達は寝た。
しかし、実はこれは、ある作戦だったのだ。
「…ふぅ、これでやっと実行できるな。」
「ホンマ〜、羽がのばせるわァ〜」
「本当ですねvじゃ、勇者が寝てる間に行きましょv」