江戸時代の火消し「加賀とび」の技を今に伝える新春恒例の金沢市消防出初め式
が9日、金沢城公園で行われ、44ある分団の消防団員らが「エイヤッ」「ソレッ」と
威勢の良い掛け声とともに、伝統のはしご登りを披露した。
降りしきる雪の中、法被姿にねじり鉢巻きの団員が、高さ約6メートルのはしご上で
両足首を支えにして体を水平に伸ばす「ウグイスの谷渡り」など、さまざまな妙技を実演、
観客の拍手を誘った。加賀とびは、八代将軍徳川吉宗が防火対策のため、各藩邸に火消し
のとび職人を置くよう命じたことが始まり。明治時代から金沢市の消防団員が技を引き
継いでいる。数年ぶりに加賀とびを見た同市の無職女性(73)は「すてきでした。雪が
あると風情があっていい」と満足げだった。

ソースは
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2005010901000558
(画像アリ)