元々いじめられっ子だったけど、気が強い私は
「何でいじめられてたって知ってんの?」
とD子に言った。すると、急におどおどしだし
「え・・・いや・・・彼男が・・・」
と言うので
「何でそんな事言ったの?わざわざ」
と彼男をしっかり見て言うと
「はあ?本当の事だろうよ!うぜーな・・・」
と言うけど声が小さいし挙動不審w
そしてE子がわざーとらしい鼻に掛かった声で
「えー。ていうかあー彼男君いじめないでー。しぇっかく付き合えたんでしょーう?大事にちなきゃまた嫌われちゃうよお☆」
と言うので
私子「どういう意味かわかんない、普通に話せないの?」と聞いた
彼男は何回も舌打ちしたり、「うぜーうぜーぶす」とぶつぶつ言っていた
AかB「はあwだって、入学したときからずっとストーカーしてたんでしょ?彼男はお前みたいなのと嫌々付き合ってんのw身の程知れよwつーか死ねよ」
私子「は?同じ講義受けてて、普通に仲良くなったつもりだったんだけど?彼男から告ってきたよね?誰がいつストーカーしたの?入学した時なんて知り合ってないじゃん」

こんな感じで一対地元メンと汚い言い合いをしばらくすると、彼男にグーで頭を殴られ車からずりっと降ろされた。
見知らぬ土地で車を降ろされたので少し焦った。しかし、携帯のナビウォークだっけ?現在地が分かる奴。それを使用すると、交番が近い事が分かった。
そして、辿り着いた交番で道を聞こうとすると、警官がすんごく優しい。
「今の状態分かる?自分の名前言える?」
と聞くので、よくよく自分の姿を見てみると、浴衣ははだけてるし、涙で顔はぐちゃぐちゃだし、下駄は片方脱げたままで、犯罪に巻き込まれた女の姿がそこにあった。
「こんなことあったんですーw」と事情を話すと、申し訳なくなるくらい真剣に話を聞いてくれて、自宅まで送ってくれた。
するとさっきまで乗っていた白いバンがアパートの前に停まっていて、停めた車の前に彼男と地元メンが普通にいた。警官にびびったのか、優しい口調で