>>558,559,563

「白人は、在日は、」
あるいは、「伝統や道徳は、日本人は、愛国者は」

そんなものはどこにも存在しない

思考は、「あれとこれと2つにわけて」から
最後に一つにして平和にいたると思い込んでいるが、絶対に無理なことである。

美しい国といい出す人が、汚い人たちをつくりだすのである。
極一部の愛国者が、無数の非国民をつくりだすのである。
愛国者には最後まで「愛」がない、人殺しの道具を持つことができるだけである。

神や宗教家や聖者や道徳家という麻痺者が、なんでもすべて善悪に別けてしまって、
あるがままの人間の姿に気づかずに世に終わらない葛藤をつくりだすのである。
修行や努力は、その自分たちが生み出した葛藤を終わらせない原因である。

学校の先生が、劣等感の生みの親であり、暴力やいじめの発生原因である。
優劣2つに別けるいじめの原因が、いじめを解決できることはできない。

ノーベル賞をとるような学者ですら優劣の観念を植え付けれられているので、優勢遺伝だの劣勢遺伝だのと、
それは環境に合わせたただのスイッチであり、誰の脳の構造ですらまったく変わらないことに気づかない。ただ1人の人間が、肌色を変えて無数にいるだけである。

人間は、人格をあれとこれと2つにわけた。だから人間には「愛」はない。
はじめに「愛」がなければ、最後まで「愛」はないのである。

「愛」とは、
このように思考がなんでも2つにわけることを
つねに気づいていることである。