本誌の問いかけを完全無視していた
松居だが、2日の作業が終わると
、記者に声をかけてきた。

「あなたたち泊まるところあるの?私が泊まる宿に交渉してあげるわよ」

 さらにはこんな優しい言葉まで。

「これからスーパーに行くけど、何か必要なものはある?」

 記者は例の動画を見ていただけに、怖いおばさんをイメージしていたのだが
、あのおどろおどろしい表情や言葉は皆無。
陽気で世話焼きなおばさんである。まったくの別人だ。

 翌3日、ボランティア作業の前に
話を聞くことができた。

ーー今回の騒動はどう決着つけるのか?
「謝ってくれること。ごめんなさいって
。でも、彼は私の前に来られない。私を怖がってますよ。こうなったら皆さんに、白か黒かをはっきり見ていただくしかない。裁判です
。証言台に立ちますよ。私は負け戦は絶対にしない。すでに、手は全部打ってあります」