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2021/9/2 23:05


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(左から)石破茂、河野太郎、小泉進次郎の各氏

菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)は6日にも実施する党役員人事で、党四役(幹事長、総務会長、政調会長、選対委員長)全員を交代させて清新さを強調することを検討している。焦点は二階俊博幹事長の後任で、衆院選の「顔」となる幹事長を起用し、態勢を立て直すとの見方が強い。知名度が高い石破茂元幹事長、河野太郎ワクチン担当相、小泉進次郎環境相を登用する案がある。

女性の野田聖子幹事長代行や、党最大勢力の細田派(清和政策研究会、96人)に所属し、気心の知れた萩生田光一文部科学相を推す声もある。河野、小泉、萩生田各氏らに関しては官房長官への起用もささやかれている。

党執行部の一人は「内閣改造はないだろう」と話しており、大規模な閣僚の交代はない見通しだ。総裁選(17日告示、29日投開票)前の人事は異例のため、党内手続きが難航する可能性もある。