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2021年5月28日 15時0分スポーツ報知

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フジテレビ

 フジテレビは28日、遠藤龍之介社長による5月の定例社長会見が中止になったことを受け、ラジオ・テレビ記者会からの質問に書面で回答。同局の女性アナウンサー数人にステルスマーケティングの疑いが報じられていたことについて回答した。

 この件は、4月発売の「週刊文春」が、同局のアナウンサー数人が同じ美容院で無料のサービスを受けた代わりに、SNSでの宣伝に協力していたなどと報じたもの。同局は「外部の弁護士も入れた詳細なヒアリング調査を実施した結果、社員就業規則に抵触する行為が認められました」と説明。「『対価性があるのではと疑われるような行為』については、放送人としての自覚が問われる行動であり、関係者に対し厳正に対応しました」と説明した。

 そのうえで「指導が行き届いていなかったことなどに対して、社としての責任を痛感しております」とコメント。「今後も社員に対しては、放送に関わる者として自律的行動をとるよう指導を徹底してまいります」と、社内教育に努めるとした。