https://www.sankei.com/affairs/news/200605/afr2006050021-n1.html
2020.6.5 16:13


 岩手県釜石市は5日、給与から天引きする住民税の額を電子データで民間企業1社に通知する際に、別の企業に誤送信したと発表した。データには従業員69人分の名前や住所、税額やマイナンバーなどの個人情報が含まれているが、誤送信先の企業以外への流出は確認されていないという。

 市によると、電子データでの通知を希望する事業所一覧を作成する際に、担当者が管理番号を誤って入力したのが原因。地方税の手続きがインターネット上でできるシステム「eLTAX(エルタックス)」を通じて5月11日に送信した。

 誤送信先の企業は新型コロナウイルスの影響で業務を中断しており、6月1日に気付いて市に連絡した。市は削除を依頼した他、データに含まれる従業員に謝罪し、希望すればマイナンバーを変更できることを伝えた。