法律に違反したことは事実だろうが、背景に研究費の使い勝手の悪さがあることは
間違いなし。研究というものは全部とは言わんが、先の見えないことに挑戦すること
に意義がある。年度途中で新しいアイディアが浮かんでも今のような予算の執行のし
かたしか許されなければ、何らかの形で不正に手を染めなければ取りつきようがない。
今回のことを擁護しようにも状況が分からないからできないが、いわゆるねこばばし
たのではないだろうから、原因はそこにあろう。
行政一般の単年度主義とは切り離して研究費の使い勝手を良くする制度改革が必要で
はないか。監査の手抜きをしろというのではなく、工夫の余地はあるのではないか。
多分、大学や公的研究機関に身を置いた人のほとんどが同じことを思っていると思う。