【ブルームバーグより】

 1月29日(ブルームバーグ):米造幣局のアメリカンイーグル銀貨の販売量が今月、過去最高に達した。通貨の代替としての需要が増加したためだ。
米造幣局の広報担当者、マイケル・ホワイト氏は29日の電話インタビューで、アメリカンイーグル銀貨 の販売量が1月に入ってこれまでに742万オンスと、
月間では同局が販売を開始した1986年以降で最大になったと述べた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が景気てこ入れを目指し債券購入を実施する中、ニューヨーク市場の銀相場は2008年以降、2倍以上に上昇している。
FRBは量的緩和第3弾(QE3)の下で月間850億ドル相当の債券を購入している。
金・銀のネット販売を手掛けるブランシャール・ボールト(ラスベガス)のアンセム・ブランシャール最高経営責任者(CEO)は電話インタビューで
「通貨価値の下落と将来のインフレへの懸念が広がり、量的緩和が販売量拡大の一因になっている」と指摘。「需要の増加傾向は続くと予想される」と語った。  

原題:U.S. Mint Silver-Coin Sales in January Climb to a Record(1)(抜粋)

 金はg5000円を超えて銀は復調。 2015年は金はg1万円 銀はg200円代突入?!となるか