福岡県田川郡内の公立中学校で、一部生徒による“授業妨害”が続き、校長と教頭が心労で
体調を崩し休職や自宅療養する事態となった。
管理職不在を避けるため、校長は今月1日に後任が着任した。
生徒たちは2月末まで約1年間、校内の一室に“隔離”されていたが、現在は指導が事実上
及ばない状態にあり、教育委員会は「混乱のおそれがある」として卒業式の14日、県警に警備の要請を検討している。

 教委によると、これらの生徒は2、3年生の計8人。
廊下の窓や校長室のロッカーを壊すなどの器物損壊や教師への威嚇行為を繰り返した。
また、校内を徘徊(はいかい)しては訪れた保護者につばを吐きかけたり、2階渡り廊下から放尿したこともあったという。

http://mainichi.jp/select/today/news/20080313k0000m040148000c.html