[アトランタ 3日 ロイター]
アメリカを拠点とするある有力な動物愛護団体が、
ジミー・カーター元大統領に釣りをやめるよう迫っている。
釣りはノーベル平和賞受賞者が成し遂げた人道的貢献にふさわしくないという主張によるものだ。

動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを要求する市民連合)は、
月曜日、この主張をカーターによる非営利団体カーター・センターに宛ててファックス送信した。
これはつい最近の、人気トークショー「ザ・トゥナイト・ショウ・ウィズ・ジェイ・レノ」への
元大統領の出演に際して浮上した声明だという。

1977年から1981年にかけて大統領として在任し、2002年にノーベル平和賞を受賞したカーターは、
魚釣りで間違って自分の顔をひっかけて痛みに苦しんだエピソードをジェイ・レノに語った。

「我々は、カーター元大統領がこの件について検討し、
魚たちをもともと棲息していた場所に平穏に放しておくことを要求します」
PETA会長イングリック・ニューカークは声明文中でこう言っている。

カーター・センターの広報担当者は、センターとしてはカーターの私的な問題については
ノーコメントだと語った。

引用元
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081104856716.html