最初はいい人だったのにどんどん傲慢になってしまった友達を切った話


絵も字も書けなかったがとても明るく顔も広いA
ジャンルがきっかけでツイで知り合い、話が面白く気も合うので一発で仲良くなった

ある時Aに「(私)の支部作品をツイッターで紹介してもいいか、名前は出してリンクも貼るから」と提案され
気恥ずかしかったが気持ちが嬉しかったので了承した
Aは言葉通りにツイで私の作品を紹介してくれ、それ経由で支部にコメントが付いたりもしてとても嬉しかった
お礼を言うと「私のフォロワーさんたちにも知って欲しかった、とても好評で私まで嬉しかった」と言ってくれ
何ていい人なんだろうなと感激した
Aは私の作品だけでなく、他の人の作品もツイでちょいちょいと紹介するようになっていった

そこまではよかったんだが、次第に雲行きが怪しくなっていった
A経由で見に来てくれる人は確かにいるが、作品のページにコメントを残すのではなく、
ツイ上でAときゃっきゃと感想やり取りするだけで終わるようになっていき
それがプラスの感想ならまだしも、少しずつマイナスの感想も入り混じって晒しと陰口大会の様相を醸し出してきた
最初のうちは丁寧に作者名・リンク・コメントと貼っていてくれたのに次第に作者名やリンクが無くなっていった
それだけならまだしも、どうやらAが勘違いしてしまったらしく
「私が紹介して『あげた』からブクマが増えた、私の影響力のお陰、だから絵描きも字書きも私に感謝すべき(要約)」
といった内容の発言が増えてきて、実際彼女にすり寄る作者も続出
「どんなにいい作品を作ろうが、知られなければ誰の目にも止まらず評価されない。私にお願いすれば宣伝してあげてもいい」
と言ったり、宣伝してあげるという申し出を断った人の作品を酷いコメント付きで晒すようになってしまったので
ああこりゃもう駄目だと思ってジャンル撤退、活動をオフと鍵付きツイ垢のみに切り替えた
彼女はしばらくの間ジャンルの女王としてい続けたようだが、気が付いたころにはすでに追い出されていた
ジャンル者の眼も覚めているということを願うばかり