で、一番入られたくない場所に入られてしまった。亡くなった双子の弟の部屋。
弟の写真とか飾ってある。Aは弟のことを知ってる。親身な話もしてきたから。

もう止めてんのに遺品触りまくるわでカッとなってやめて!!って叫んで廊下に連れ出した。
「ちょ、冗談だよ〜w」とか言うから、成人した大人がすることじゃないでしょ、度が過ぎるって怒った。

ここでA逆切れ。「別にいいじゃん!いいネタ描けるし!」って言いやがった。
ネタって何…?って思った。Aは双子と死ネタ大好きで、どうやら双子で片割れを亡くした私のリアルな心情をネタにしてきたらことが分かった。
じゃあ私はAの道具だったの?親身に相談に乗ってくれてたのはネタの材料にするためだったの?
ってすごく悲しくなった。弟を亡くして私がどんなに辛かったか知ってるのに。

もうあんたなんか帰れって外に突き出した。玄関叩いたりメールと電話が止まなかったけど無視した。
気もあって楽しかったのにまさかあんな人だとは思わなかった。どうせ呟きとかブログで酷いこと書いてるだろうな。

弟に申し訳なくて涙が止まらなかった。