イベント中、Aの売り子が心配だったけどAはレジ経験者であった為か売り上げと冊数に相違はなかった。
働きとしては合格点だった。
容姿が可愛いと自分でも知ってる為か、すごくニコニコして愛想振りまくってた所は見なかった事にしたけどw

イベントも無事終了し、夕食を一緒に食べに行く約束をAとしていたので他サークルさんとのアフターには欠席した。
原稿をしているときはお金がなく極貧生活を送っていたので、中央に出て来たしお金も余裕があるし良いもの食べよう!とAには内緒で予約していた高級しゃぶしゃぶ店に向かった。
店に着くと、Aはここ?すごい!とっても美味しそう☆とはしゃいだ。
が、何故かでも、こんな豪華なお店私さんに悪いよ…普通の飲み屋で大丈夫だよぉ…と意味不明な謙遜してきた。
ああ、こいつおしゃれして外見だけ見繕っているけどこういう店には入った事ない子なんだw
と思い、Aの薄っぺらさがまた見えてモヤっとした。
しかし、もう予約してあると言いAを連れて個室に入って料理を楽しんだ。
ずっと不穏な顔をしていたけど料理が出る頃にはAのテンションも上がって楽しく食べる事ができた。
でも、Aは異様に小食だった。
もっと食べてよと言うとお腹いっぱいになっちゃった☆悪いし、私さんイベント疲れたでしょ?食べて食べて☆と私に料理を進めてきた。
言葉に甘え、沢山食べてすこし食べ過ぎた。食べ物を粗末にする事ができないから
食べたけど、少し苦しかった。
もちろん、味は絶品。予約してよかった。
食べ終わってそろそろという頃、伝票をお願いして私が割り勘のお金を計算してAに代金を告げるとAはえ?と言うポカーンとした顔で、割り勘だったの?と呟いた。
私はもちろん目玉ドコー状態。
いつ、奢りって言いました?とAに問いただしお金を出させた。
Aは、ああ、そうだよね…ごめんごめん☆って明るく言ってたけど顔が引きつってたw
その後、別れて帰路についた。