国産鶏肉の値段が下がらない理由のひとつに、日本人の「もも肉好き」もあげられる。
日本では「柔らかくてジューシー」という理由で、もも肉だけがもてはやされている。
一方でむね肉は「パサパサ」「味が淡白」という理由から敬遠されがちだ。

実際は、むね肉のほうが旨み成分と呼ばれる「イノシン酸」が多く、疲労回復に効くとされる「イミダペプチド」も豊富で、カロリーも少ない。

ヨーロッパなど、世界的に見ればむね肉のほうが人気だが、日本だけはなぜか例外的にもも肉ばかり食べている。
消費の割合はもも肉8割、むね肉2割ともいわれている。

むね肉の消費が進めば、鶏肉の生産コストも下げられるといわれる。
安全安心でリーズナブルな国産鶏肉を手に入れるためには、積極的にむね肉を食べるのがいいのかも。

http://news.livedoor.com/article/detail/12886015/