関西経済界、出直し選に批判と評価の声

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-20140203-1252823.html

 橋下徹大阪市長が市長を辞職し出直し選挙に出馬すると表明したことで、経済界からは関西経済への悪影響を懸念する声が出る一方で、橋下市長の決意を評価する声も上がった。
 大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭(京阪電気鉄道最高顧問)は「政争による政治の混乱が経済に悪影響を及ぼすことのないようにしてもらいたい」と注文した。
 特に、政府が3月に示す国家戦略特区の指定をめぐるマイナス影響を懸念し「これで遅滞なく進められるというのか」と批判した。
 関西経済同友会の鳥井信吾代表幹事(サントリーホールディングス副社長)は、橋下市長が実現を目指す大阪都構想に関し「道州制への一里塚になりうるものだ」と評価し、「市長職を懸けて大阪都構想を市民に問うことは並々ならぬ決意の表れだ」と理解を示した。(共同)