戦略特区第1弾は大阪と東京有力 30日の諮問会議で基本方針案まとめる
2014.1.29 19:12

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140129/waf14012919130021-n1.htm

 政府が3月に決める国家戦略特区の第1弾は、大都市で東京と大阪が有力になったことが29日分かった。地方では農業特区として北海道や新潟県が候補に浮上。沖縄の地域振興策として特区を活用する案も出ている。

 政府は30日に国家戦略特区諮問会議を開き、特区を選ぶ基準などを定めた基本方針案をまとめる。2月以降に選定を本格化させ、3月に3〜5カ所を指定する考えだ。

 地域限定で規制を緩める特区の具体策は、政府が自治体と協力してつくる。

 大阪府中心の特区は病床規制を緩めて新設や増設を認め、高度な医療を提供可能にする計画がある。政府はこうした都市型の特区を2〜3カ所つくる予定だ。

 政府は、各自治体の意欲や競争力のほか、特区を設置した場合の経済効果を重視して最終決定する姿勢だ。