大阪市内の主要百貨店が混戦模様に 12月は梅田阪神除き増収 ハルカスの近鉄本店は26%増
2014.1.6 19:33

 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは6日、阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)の2013年12月の売上高(速報値)が前年同月比3・7%増だったと発表した。
年末商戦で贈答用の宝飾品やブランド品の動きが目立ったことが寄与した。一方で阪神百貨店梅田本店(同区)は、近隣の百貨店に客が分散したことが響き4・9%の減収だった。

 日本一の高層ビル「あべのハルカス」に入る近鉄百貨店本店(同市阿倍野区)は、売り場を広げた効果で約26%増だった。JR大阪三越伊勢丹(同市北区)は、女性用の防寒具などの衣料品がよく売れて、7・3%の増収だった。

 大丸梅田店(同区)は6・6%増、高島屋大阪店(同市中央区)は5・0%増で、それぞれ売り上げを伸ばした。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140106/biz14010619340017-n1.htm