橋下市長、なにわ筋線整備に意欲 関空アクセス向上へ「手続きに乗せる」 
2014.1.6 13:20

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140106/waf14010613220010-n1.htm

 橋下徹大阪市長は6日の定例記者会見で、大阪市中心部を南北に結ぶ鉄道新線「なにわ筋線」の構想について、「(整備を)検討するに値するところまでの熟度に達した。
正式に市として大阪府と共同でしっかり検討する行政手続きに乗せる」と述べ、整備に意欲をみせた。

 構想は新大阪駅から大阪駅北側の再開発地区「うめきた」の新駅を経由し、大阪市内の幹線道路、なにわ筋の地下を南下する鉄道の新線。
JR難波駅や南海難波駅、南海汐見橋駅に乗り入れ、関西国際空港に直通電車を走らせる案が持ち上がっている。

 大阪市によると、市中心部から関空へのアクセス改善が期待され、国や大阪府とともに協議を進めてきたが、運営主体や財源などは決まっていない。
橋下市長は会見で、市営地下鉄民営化が実現した場合に株式を売却して財源に充てることを選択肢として示した。