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■副首都を決めるなら、恒久的な首都移転先も、同時に決めておくべきだ■

東京震災時には、一時的に大阪、伊丹などの大都市に首都機能を、移転すべきだと
言っている人がいる。

しかし、一度大阪に首都機能移転して、再び東京に機能を戻せる保証はない。
想定外の大地震や、放射能汚染などが起きて、東京へ首都機能を戻せなくなる
事態は起き得る。
そうなった場合に、そのまま大阪が首都の地位に居座ってしまう恐れがある。

どこの国でも、遷都が行われる場合は、大都市に移転しようとすると、他の地方の
住民が妬んで反対するため、いつも小さな街に首都が移転されている。
大阪のような大都市が、恒久的な首都になると、他県民が不利益を被るのだ。

それだけでなく、大阪は、過去に大地震がくり返し起きており、恒久的な首都に
するには不適切な場所だ。

そこで、もし一時的な移転先を大阪のような大都市に決めるのなら、東京へ首都を
戻せなくなった場合に備えて、恒久的な首都移転先も別に、決めておくべきだ。

恒久的な移転先は田舎の場所に置くべきであり、東京へ首都を戻せなくなった場合は、
その田舎に首都を建設している間だけ大阪に副首都を置き、首都が完成した後は、
速やかにそちらに機能移転すべきだ。

恒久的な首都をどこに置くかは、事前に決めておかないと、東京震災発生後に、
移転先が決まらないことを口実にして、大阪が首都の地位に居座る恐れがある。

岡山のような地震が少ない田舎の都市を、恒久的な移転先として決めておくべきで
あり、首都機能を東京に戻せなくなる事態を想定しておかないと、将来、他県民が、
大きな不利益を被る恐れがある。