[NHK福岡] 知事 公共事業の75%前倒し(2010年04月27日(火)12時25分)
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5013647511.html

福岡県は、景気の回復を下支えするために今年度予算に盛り込まれた公共事業費のうち75%にあたる1,464億円を上半期に
前倒しして執行することになりました。

これは、麻生知事が27日の記者会見で発表しました。

それによりますと、今年度予算に盛り込まれた1,952億円の公共事業費のうち、景気の回復を下支えするため、75%にあたる
1,464億円を上半期に前倒しして執行するということです。

福岡県が公共事業を前倒しして執行するのは景気の低迷が著しかった去年に続いて2年連続になります。

加えて、福岡県では、22年度、県や市町村から地元の中小企業に公共事業を発注する割合を、昨年度と同じく80%にするとし
ています。

また、麻生知事は記者会見で、27日、福岡県など16の道と県が、国土交通省などに対し日本航空の路線の存続を要望したこ
とについて、「地域の経済や観光、それに商工活動に重要な意味を持つ問題であり、経営の再建と折り合いをつけながら路線
を維持してもらいたい。ただ、県として直接、経営を支援する考えや計画はない」と述べました。
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…これまでの気象情勢の推移をみると、今年の夏は冷たい雨と北風の繰り返しの可能性も出てきた。

これは、北極圏の氷山の融解速度が上昇している可能性があり、県内各地の海面上昇についても、観測地点を指定し、独自
の調査が必要な時期ではないかと言える。

経済情勢はかなり厳しいので高額な予算は付けられないが、多くの港湾施設や人工島、空港、一級河川を抱える福岡県にとっ
ては、最低限の観測活動は必要である。

備えあれば憂いなし、最低限の投資で最大限の効果を。