＞風呂に入る金も無くて廃屋で行水してるおっさんだぞ

私が　赤貧である事を　嗤う　人もいるが、
私は　花の年金生活者である。

幸いな事に　十分な年金を得て、その年金で　店舗を構えた。
その設備投資に　昨年は　夏の銭湯代も　自宅行水で　節約した。

私は　これは贅沢だと考える。私が　まず欲しいのは　精神的な豊かさだ。
自分が思う創造活動（科学評論、科学哲学、大衆との対話）が出来る場
を創る事を最優先に出来ると言う事は、世知辛い　この社会では
大変な贅沢だ。これほど贅沢な生き方はない。

昨年は　設備投資（と言っても商店街に部屋を借り、自宅のテーブルを
移して、酒を並べただけ）の為、素寒貧となり、風呂にも行けなかったが、
今年は　設備投資に金を使う事はない。運営費（バーの家賃、電気代）のみだ。
恐らく、普通の生活が出来るだろう。バーも開業して最初の二か月は黒字だった。
小遣い程度にはなる。

まあ、こういった生き方もある。これから大学大量倒産時代が来て、大量の博士が
路頭に迷う。そういった時に　私の記録が生きてくるのだ。