私が 念頭に置いている 死にざまは 田中正造だ。

田中は
財産はすべて鉱毒反対運動などに使い果たし、
死去したときは無一文だったという。

死亡時の全財産は信玄袋1つで、
中身は書きかけの原稿と新約聖書、鼻紙、
川海苔、小石3個[8]、日記3冊、帝国憲法とマタイ伝の合本だけであった。