>農学が医学に勝ったね よかったね 凄いね

前述したが、農学博士の鈴木梅太郎は、間違いなく
医学部に圧勝した。そちて理研の財政を支える程、
ビタミン剤は売上を上げた。

また、軍事的な貢献も大きい。当時、日清戦争の戦死者は
敵の銃弾や砲弾で死んだ数より、脚気で死んだ数の方が
ずっと多かった。森鴎外ほか東大医学部がアホだったからである。
鈴木梅太郎の農学研究で その死亡者が なくなったのだから、
軍事的には 一個師団以上の働きをしている。

医食同源と言う言葉があるように、農学と医学は重複している分野がある。
例えば、脚気。国民病だった脚気の原因を 医学部と農学部で 同時に
研究している時代があった。勝ったのは農学部だ。細菌が原因と主張した
東大医学部は ビタミンB不足が原因とした東大農学部に 敗れ去った。

農学も医学も 基礎となる生化学は同じなので このような勝負が出来る。
そして、どういう訳か 農学部が勝つ。医学部など 話にならないのだよ。