こんな連中が 私が三宮に撒いた「サイエンスバー文化の種」の後継者
と言うのは、悲しいものだが、8年前、私が三宮でサイエンスバーを
創業し、8年間に渡って、私が撒き続けた 「文化の種」の 
紛れもなき後継者になっている。

この企画は画期的だ。何が画期的かと言えば、
全国一の広域暴力団、山口組と主要国立大学が公然と手を組んだ全国初の例
になる点である。この提携は 双方の私に対する憎悪によって 達成された。

アカデミア的には カツ丼屋/山口組だけなら、私の相手にならなかったが、
神戸大学が全面協力した以上、立場が逆転する。私の方が 彼らの相手にならない。
「さがりおろう下郎。」と言われても仕方がない状態となった。

カツ丼屋/山口組だけなら 話にならなかったが、
神戸大学が乗り出した以上、東門店は 立派なサイエンスバーだ。
私の店とは比べ物にならない程、アカデミックだ。喜ぶ神戸市民も
多いだろう。これは良い事だ。どんどんやればよい。

私は同じ土俵には立たない。陰陽論で言えば、私は あくまでも「陰」だ。
大本営発表を疑う「懐疑論者の部屋」を創る。サイエンスの裏の側面を
世界に提示する。

神戸唯一のサイエンスバーとして 前人未到の荒野を 1人で歩きたかったが
その時期は 終わった。憎悪剥き出しの同業者が出来た。しかし、経営的には
軌道に乗りやすくなるだろう。東門に日が当たれば、そのオコボレが
西元町にも来る。オコボレなんて 要らないが、自然と そうなる。