2.センサーの進化を見越したセンサーサイズの設定。
  フルサイズの1/4のセンサーサイズのマイクロフォーサーズこのサイズには理由があります。
  同じ技術で作れば、高ISOでのノイズはフルサイズに対して原理的に2段分不利になることは自明ですが。
  センサーの進化や手振れ補正の進化、画像処理の進化で十分にカバーできるという判断がなされたのです。
  実際、最新のマイクロフォーサーズのモデルでは高感度が問題になることは無くなってきました。
  また、レンズのサイズはそのカメラフォーマットがサポートするイメージサークルのサイズに
  大きく依存し、現在は大きなセンサーで小さな高画質レンズは存在しませんが、将来的に光学技術が
  発達しても原理的にサイズを縮小することは出来ません。
  その点マイクロフォーサーズはレンズサイズや重量は原理的にフルサイズの1/8で済むのです。
  常に持ち運べるという前提である一定のカメラシステムのサイズを規定したときの最適解がマイクロ
  フォーサーズ規格になるのです。