>>933
ググればいくらでも出てくる常識だよ
中学生が習う漢文にも出てくる

ハイドウゾ

反語文とは…言いたいことをその反対の形で表す強調表現の文のことです。たとえば肯定の形で強い否定を、否定の形で強い肯定を表します。

日本語でも会話の中で「こんなに忙しいのにどこに遊びに行く時間があるんだよ?」(ないに決まっているだろ!)とか「彼女のどこが美人?」(美人じゃないに決まっているでしょ!)など、疑問文の形を取りながら、その反対の意味を強く伝えようとする言い方があります。

ただ中国語との違いは日本語は会話の中でこうした言い方を多用せず、むしろストレートで単純な言い方をする方が多いのですが、中国語の会話は反語のオンパレードと言っても過言ではないくらい反語を多用するところです。小説を読んでいて会話に疑問文が出てきたら、その文は反語の可能性が極めて高いのです。日本人の地味な表現に比べて、中国人は舞台の俳優さんのように反語を駆使して会話を楽しむ人が多いと言えるかもしれません。