いいかい?アチャールじゃないんだ。アチョーるね。
そこんとこ間違えちゃダメだよ

アチョー! あの大スターの誕生

 50年代から60年代にかけて、香港映画界は大きく発展します。
70年代になると、当時はまだ無名だったブルース・リーを主演に据えた「ドラゴン危機一発」(71年)に始まり、
中国拳法による格闘で次々と敵を倒していくカンフー映画が一大ブームとなりました。
「Don’t think.Feel!(考えるな。感じろ!)」の名ぜりふで知られる「燃えよドラゴン」(73年)は、世界各国で大ヒット。
松岡さんは、「ブルース・リーが『香港映画=カンフーアクション映画』という看板を作り、
香港映画の存在を一気にグローバル化しました」と話します。
日本でも

「アチョー!」

と声を上げ、ヌンチャクを振り回す少年たちが続出しました。