■「プロ子供」への反発の正体とは…
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テレビ出演のたびにまさかの大炎上。7歳の子供に大人たちがこれだけ嫌悪感を抱くというのは異常な状況だが、なぜここまで反発が強いのだろうか。

「当初は可愛らしいと評判でしたが、異常なまでの礼儀正しさや子供らしからぬ受け答えに『あざとい』と感じる視聴者が増えた。

あそこまで徹底したしつけは、本来の子供らしさとは真逆で不気味さを感じさせます。いまだに中高年層には『理想の孫』としてウケがいいのですが、若者層からの好感度は明らかに落ちている。

あのキャラクターは周囲の大人たちが作り上げたもので、決して本人のせいではないのですが……」(芸能関係者)

芸能界でも「可愛い」の一辺倒ではなく、加藤浩次(46)は「心に悪魔が住んでる」と寺田の心の闇に言及。

伊集院光(48)は自身のラジオ番組で「俺がクソガキだったせいで、ああいうしっかりした子供を見るたびに『何か酷いしつけしてんだろうな』って思っちゃう」と発言。「俺のひがみ」とフォローしつつも、寺田の家庭環境を一方的に心配していた。

どうやら寺田本人よりも、あのように子供をしつけている周囲の大人たちに対するイラ立ちが炎上騒動につながっているようだ。

一般的に子役は「旬が短い」といわれ、それだけに本来の子供らしさよりも「空想上の理想の子供」を演じることが重視される。わずか7歳で徹底した「プロ子供」として振る舞っている彼がどのように成長していくのか、他人事ながら心配になる。

(取材・文/佐藤勇馬)