もしもリボーンの世界に2chがあったら part16
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0896マロン名無しさん
2009/02/28(土) 01:47:32ID:???595 名前:怖い メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 11:37:45 ID:FutaRnkinG
429 :並盛で出逢った怖い名無し[sage] :2007/02/19(月) 06:36:37 ID:Mother38D
二十年がかりの驚きの体験。
結婚してしばらく経ったある日、私は迫り来る確定申告を前に
旦那の収入の計算(←収入源のせいで計算が複雑)で困ってたんだけど、
ふと気付いたら、居間のローテーブルの向かいにガイジンさんの男の人が立ってこっちを見てた。
真夜中に、人妻の部屋にいて、マント姿で、おでこに煌々と火が燃えてる、という以外は別に変わったところもない人で、
ぽかんとしてる私に「手を借りるも拒むも好きにせよ」って言ってきた。返事をしなかったから二、三分の沈黙。
そのうち寝不足も手伝ってか、これがきっと修羅場の妖精さんなんだって思って、
「手出し無用であったか…?」って質問に「いいえ、ぜひ!」って返事した。
だけど妖精、妖精!と半分おかしい人みたいに思っても、テーブルの向こうで正座してるだけで何もしてくれないし、
まあいいや、ほっとこうと思って計算しなおし始めた瞬間、
それこそ溢れるようにうまい算出方法が湧いてきて、これはいい!と全部メモした。
そのうえ、控除関連の案まで次々に出てくる。ついには計算用紙の両面びっしり使って書きとめて、ほっと顔を上げたら、
その人がじーっとこっちを見てて「節税できそうか」って聞いてきた。
嬉しさのあまりハイになって「うんうんできる。いっぱい!」って言ったら、よかったって少し笑ってすうっと消えた。
これは事件だーって、飾ってあった旦那の写真に報告した後記憶がない。
気がついたら午前十時だった。夢かと思ってテーブル見てびっくり。メモが全部あった。
(続く)
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