17 :おさかなくわえた並盛人さん:2008/12/20(土) 19:46:26 ID:IPPAN/774
うちは某委員会が仕切ってる変な町なんだが、彼らは毎日数人で巡回してる。

ある日、山の方の茶畑で知り合いの爺ちゃんの軽トラが道寄せ駐車する際に、側溝に嵌って脱輪。
俺は茶摘みの手を止めて救助に行った。
爺ちゃんは怪我はしてなかったけど、見事にタイヤが側溝にはまって脱出不可能。

何とか側溝から出せないか木の棒を突っ込んでいた時「手伝いましょうか?」と声を掛けられた。
振り向いたら学ラン・くわえ葉っぱ・リーゼントといったいでたちの男の人が一人。
あ、巡回して来た風紀委員の人だ…と思って「すみません。お願いします」って言った。
そしたらそのリーゼントのお兄さんが大声で「集合!」ドドドドドド(茶畑の横の獣道からゾロゾロと学ラン姿が出てくる)「整列!」ビシッ!

総勢15名の風紀委員達が現れた。

マジであれはビビった。まさか山の上から出てくるとは思ってなかったし、全員すげぇ老け顔揃いだし、さらに模造武器?を担いでたからテンぱったわwww
爺ちゃんも「おぉぅ…」とか言ってたしw

「5分、脱輪解除。始め!」

キーを渡して4分で軽トラ脱出www
すんげぇ早業で、風紀の方々の凄さを思い知ったわ。
こういう訓練もしてるというのにも驚いた。

脱出した後は車両点検してくれて、爺ちゃんが何度も頭を下げてた。
副委員長と呼ばれてた件の兄ちゃんは「これも風紀活動のひとつです」とサラリ
その後は元の班別に解散して農道を下って行った。

風紀委員会の凄さと“活動”に感動したわ。