772 名前：本当にあった怖いボス(寝不足) 投稿日：2008/11/04(火) 00:34:59 ID:24s+274Si
中学時代、リング争奪戦のストレスのせいか金縛りにあって幽霊見ることが多くなった。
で、明日大空戦だ!!ということでなるべく早めに就寝。
まぁ、お約束通り金縛りにあったんだ。
で、またかーって思いつつ目を開けると壁から無数の手が。
体を壁から半身乗り出してこっち見てる金髪男も。
ベッドの隣に壁があるんですがそこからそいつらが生えてて。しかも体を触ってくるという。
まぁコレだけ書くと恐怖体験なんだけど、当時は六日連続徹夜で缶詰め修行状態。
しかも必殺技の結果はただの死ぬ気の炎吸い取り。ストレスでじんましんを発症するぐらいイライラしてさ。
「(なんだよ!!オレの体さわるなよ!!)」
と口は動かないから心の中で怒声。
するとピクッと触っていた手が動きを止めて、半身乗り出してる金髪黒マント男と相談してるみたい。
で、オレ黒マントと目が合う。
「…触ったらだめ？」
みたいな声を聞いた途端オレはマジギレ。
「じゃあかしぃわぁぁ!!ここはオレの部屋じゃあ!!金払って出ていけやボケナス共!!」
と死ぬ気で金縛りを破って壁に向かってメガトンパンチ。
またビクンって壁の手が動いて引っ込んだ。
そしたら金髪黒マント男、「ごめんな、金はないんだ、バトルガンバレ〜」って最後は段々声が甲高くなって
フェードアウトしていった。


俺の怒声で起きた母親と家庭教師が、壁に穴があいた有り様を見て激怒。
必死の弁解虚しく何度目かの死を覚悟した。
あ、争奪戦は勝ったよ。