それにしても、テアのカタログで感動したものが2つ。

1つは空の一部分を切り取ったかのようなデザイン。
雲や、太陽の光や、空の色の微妙なグラデーションが描かれています。
下界の風景は一切なし。
こういった、空だけ、って写真に撮ったり絵に描いたりして飾ることは
あまり無いと思うけれど、普段、ふと空を見上げて「あぁきれい。」と
思うことはよくあるし、この一瞬を写真でなく、刺繍でここまで表現できると
いうこと、素晴らしいと感じました。

もう1つは、海へつづく路。(ちゃんとした題わかりません)
人がいるわけでも、海に船があるわけでもなく、目立ったものはなにもない。
みんなが見て、きれいだね、とか、部屋に飾りたい、と
思うような風景でもないような気がする。
でもこれはきっとグーベルヌールさんの心にある、大切な場所なんだろうな
と思った、、、。そしてこれも、雲の表現がとてもきれいです。