江戸時代

人間の食料がやっとという時代に、貴重な穀物をエサとする鶏を「鶏肉」として飼育するのは至難の業。
そこで、野山に生息する野鳥を捕食していたところ、乱獲で野鳥が絶滅することを恐れた幕府によって
野鳥の食用を禁止する措置がとられました。

明治時代〜

今では手頃な価格として親しまれる鶏肉も、明治〜戦前までは鶏1羽が1週間分の給料に匹敵するほど高額でした。
中でも「シャモ鍋」に関しては大卒の初任給(昭和初期)が約25円のところ、1人前3円以上という破格。
いかに高級食材だったか・・・ということがわかりますよね?