世界最大規模と言われている魚介類消費大国である日本は、魚食が引き起こしている問題についてより向き合わなければならない立場にあります。
海の生きものたちは、勝手な人間目線で資源という事にされ、散々な扱いを受けていますが、
まず資源という事にしている、その視点が根本的な間違いだということに人類は気づくべきです。
魚がどれほど優れた生きものであるかは様々な研究で明らかにされています。
魚は資源ではありません。
豊かな個性を持った私たちと同じ命ある存在です。
動物は人間が都合のいいように利用していい存在ではありません。
魚はダメージや損傷を検知できることが解っています。
金属製のフックで口を突き刺され、水中から引きずられた魚は、痛みやストレスが大きくなります。
ある研究では、彼らが殺されずに戻された場合、
再び捕らえられる事がないよう回避行動をとることも分かっています。

魚は感情があり、仲間を認識し、私たちと同じように社会的な生活を送っています。

魚は他の魚を認識して覚える能力があり、複雑な社会を構築しています。