>>746-747 中国料理はおいといて… 中華鍋だし

「最近」っていうが、ずいぶん前の「料理の鉄人」はじめ、TVに映る西洋料理のシェフたちは、ほぼほぼ
フッ素樹脂加工パンだろ。(イタリアンはアルミもそこそこ使ってはいるが)
優れた料理を作ろうとすれば、貼りつくとかつかないとかにとらわれず、温度や油脂が自由に設定できて、
クリンなフッ素樹脂加工パンに流れるのは当然のこと。

そんでもなぜ鉄のフライパンを使うのかというと、いつもいつも「優れた料理」つくりたいわけでもなく、
ときには乱暴な焼き目をつけた料理がつくりたくなることもあるし、ピンポイントで温度管理や返しをやらないと
失敗する、なめらかなオムレツを、ゲーム感覚でつくってみたりもする。

一応の使い分けとしては、200℃以上の高温の熱がほしいときは鉄、それ以下はフッ素樹脂加工。
フッ素樹脂加工でも250℃くらいまで使えることになってはいるが、こころもとないし耐久性も考えて、200℃
くらいまでにしている。 あとは気分しだい。