ティファール6Lで毎回生米状態の重さで1kgほど炊飯するが
ステンレスの哀しさか鍋底に焦げ付き歩留まりが悪過ぎたので
業務炊飯では常識の「炊飯ネット」って奴を手に入れ試した

洗ってすぐの5分搗き胚芽米と胚芽付押し麦を10:3の割合
で混ぜ、6L鍋でも少し大き目なネットに完全に包んで定量の湯を
沸沸かした圧力鍋に投入し通常通りの炊飯の火加減と時間で炊いてみた

いつもは炊きあがり間際焦げ臭が漂うが今回は一切無く
消火後に20分ほど加圧のまま蒸らしてから蓋を開けると
投入時と鍋の中の景色が変わらず一瞬「あっ?」だった

だがネットに包まれた麦米を指で押すと「炊けた米」の感触で
そこで火傷せぬ様ネット角を鍋外に放り出し、ネットを冷まし
一気に全体を持ち上げたら一瞬張り付いた手応えを感じ焦った

そんで怖々鍋底を視るとネットの網目に米から染み出た成分が固化
していただけで、問題だった焦げは一切無く最高の炊き上がりだった

喜ばしいのは持ち上げた「炊けた麦飯」はネットごとそのまま
全てを一瞬で御櫃に移せ、しかもネット側に一粒も残らない事

当初の目的だった焦げ付き防止及びステン鍋肌への
張り付きが「たった千円弱のネット」で全て達成した