<大分・コンビニ>「万引き」届けた小学生6人を犯人扱い

大分県日田市のコンビニエンスストアで、商品の遊技用カードの袋が破れているのを
店に届けた小学生6人を経営者が容疑者扱いしていた。
警察の捜査で別人物が破っていたと判明し、店側が謝罪したが、父母によると
うち1人は一時学校を休んだといい、善意を逆にとられたショックは癒えていないという。
児童の父母によると、3〜5年生の6人が7日朝、この店で買い物をした際、2袋が破られて
床に落ち、一部のカードが抜き取られているのを見つけ、店員に届けた。
翌8日、コンビニの経営者が児童と保護者を呼び出し「破って中のカードを盗んだだろう」とただした。
児童は「何もしていない」と否定したが、店側は警察に通報。児童6人は県警日田署で個別に
事情を聴かれた。 その後、防犯ビデオの分析で6人は無関係と判明。
事情を知った経営者夫婦や店長ら5人が謝罪したが、泣きじゃくる児童もいたという。
毎日新聞の取材に対し、コンビニチェーン本部(東京)広報センターは
「経営者から『口頭で謝罪した』との報告があったが、更に事実関係を確認し、きちんと対応する」
とコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150214-00000036-mai-soci