蒼い空が地面になっ、て、
廊下にまで広がってくる、

その刻から4の中に。は。
在り来りな景色ばっかり。

最初は細かったはず―――の、
"線"が"世界を埋め尽くす"わ。
あなたがまだ正常―――なら、
"わたし"の"指を離さない"で。

赫い月に車輪をつけ、て、
片手だけで転がしていく、

その刻には4の中ま。で。
初めて見る色でいっぱい。

どこかで失ったはず―――の、
"円"が"世界に溶けていく"わ。
あなたがまだ正常―――なら、
"わたし"の"傍を離れない"で。